40歳FIREへのロードマップ:外資系マネージャーの家計簿と資産運用を全公開

育児

「このまま、数字を追い続けるだけの人生でいいんだろうか?」

32歳。外資系IT企業のマネージャーとして、10名のメンバーを抱え、データ分析を駆使して成果を出す日々。年収はある程度満足いく額に達し、キャリアとしては順調そのものかもしれない。

しかし、最近の私は、自分自身の「人生の地図」を大きく書き換え始めている。目的地は、40歳での資産5000万円達成と、その先の「島暮らし」だ

なぜ今、私はこの道を選んだのか。その戦略と、大切な仲間や未来へ遺したい想いをここに記す。

効率的な「仕事」と、再現性のない「海」

私が40歳で移住したいと考えているのは、海が近くにある自然豊かな島だ。

外資系企業の最前線で働いていると、ロジックと仕組みで成果を再現し続けることが求められる。しかし、趣味のサーフィンやSUPで向き合う「海」は、それとは真逆の世界だ。

わざわざ波に向かって身体を投げ出し、必死にタイミングを待つ。1時間格闘して、波に乗れるのはわずか1分足らず。しかも、二度と同じ波は来ない。

この「自然に振り回される時間」や、島の人々ののんびりした空気に触れるとき、せかせかと効率を追い求めてきた自分から解放されるのを感じる。効率化だけではない人生の「余白」を、40代からは島で味わいたい。それが私の願いだ。

『DIE WITH ZERO』— 経験の賞味期限

私の背中を押したのは、一冊の本との出会いだ。資産は貯め続けることに意味があるのではなく、死ぬ時に使い切ってこそ価値があるという考え方だ。

自分の予想寿命(85歳〜91歳)から逆算したとき、体が自由に動くうちに「経験」にお金と時間を使うことの重要性に気づいた。

息子が60歳になったときに1億円を遺しても、彼ももう高齢者だ。それよりも、今、共に過ごす時間。そして40代というエネルギーのある時期に島へ移り、サイドFIREとして週2〜3日はカフェや海に携わる仕事をする。

お金を「数字」としてではなく、「人生の豊かさ」という経験に換金していくフェーズへ移行することを決めた。

「自社株」にベットしない資産運用戦略

現在、資産形成の一つは会社からのRSU(譲渡制限付株式ユニット)だ。しかし、データ分析を仕事にする者として、特定の一社に資産の多くを依存させるリスクも冷静に見ている。

私の出口戦略はシンプルだ。

  • RSUの50%ルール: 年間でもらう株の半分は保持しつつ、残り半分は売却して分散投資へ回す。
  • 「一喜一憂」を捨てる: eMAXIS Slim(S&P500やオルカン)を中心に、一喜一憂せず淡々と積み立てる。

投資に使うエネルギーを最小限にし、勝手に資産が増えていく「仕組み」を作る。それが、自由な時間を最大化するためのロジックだ。

食費10万円と健康という「土台」

以前の私は、コンビニや外食に月15万円ほど無頓着に使っていた。しかし、それは「幸せな使い方」だったのか?

今は家族で話し合い、食費を月10万円に抑える挑戦をしている。浮いた5万円を家族旅行などの「経験」に回す方が、よほど価値があると感じたからだ。

また、健康診断で尿酸値の値が高いと知ったとき、どれだけ資産を築いても、健康でなければ島暮らしは楽しめない。自炊を通じて野菜を摂り、晩酌を控える。食費の管理は、そのまま「健康への投資」に直結している。

息子へ遺したいのは、金ではなく「知恵」

最後に、このブログは、いつか成長した息子に読んでほしいと思って書いている。

私は既に息子の証券口座を作り、積み立てを始めている。しかし、将来、彼の学費ややりたいことの費用を、ただ私が「はい」と手渡すつもりはない。

あえて自分の資産(証券口座)から、大学費用などを「自分で支払う」経験をさせたいと考えている。自分の資産が減る痛みと引き換えに、何を学ぶのか。お金をどう価値に変えるのか。

「時間はあるがお金がない」と言われる学生時代に、あえて「武器(資金)」を渡し、それを自分の知恵で使いこなす。そうして、人生に圧倒的な深みを持たせてほしい。それが親としての私の願いであり、この地図の終着点だ。

結びに

40歳まで、あと8年。 無駄を削ぎ落とし、理想の「島」へと舵を切る。 このブログが、私と同じように自由を求める友人や、いつか人生の地図を描く誰かのヒントになれば嬉しい。

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