「投資って、結局はギャンブルでしょ?」
もし数年前の私が今の自分を見たら、そう言うかもしれない。でも今の私は、確信を持ってこう言える。 「投資は、宝くじよりもずっと再現性が高く、そして自分をアップデートし続けてくれる最高の勉強だ」と。
今日は、私が「守り」の投資で土台を築いた先に、なぜ今、月3万円の「攻め」の個別株投資を始めたのか。その背景にある戦略と、リアルな運用成績、そして未来への想いを綴る。
圧倒的な「守り」が教えてくれた、複利の凄み
私の資産形成の軸は、投資信託によるインデックス投資だ。マネーフォワードのグラフが右肩上がりに伸びていくのを見るたび、心に「余裕」という名の安定剤が注がれていくのを感じる。
ここで、私の「守り」の現在の到達点を公開しよう。
【投資信託・運用成績まとめ(2026年3月現在)】
現在、楽天証券とSBI証券を合わせて、複数のインデックスファンド(S&P500、全世界株式)を運用しているが、そのトータル実績は以下の通りだ。
- 資産合計:約1,216万円
- 含み益合計:約523万円
- トータル利益率:約+75.5%
※eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)にいたっては、利益率+113.21%と、投資額が2倍以上に増えている。
この500万円を超える含み益こそが、私の「心の防波堤」だ。これだけの盤石な土台があるからこそ、次の一歩——「攻め」の投資へ挑戦できる。
「1株4万円」の高嶺の花を、1万円で攻略する
今回、私が「プラス3万円」で選んだのは、これからの世界を創る「最強の3銘柄」だ。
- Palantir(パランティア・テクノロジーズ)
- 東京エレクトロン
- 信越化学
ここで一つの壁があった。例えば東京エレクトロンは、1株買うだけでも4万円強の資金が必要だ。そこで、私は「1万円単位」の少額購入をすることにした。
1株に満たなくても、1万円分だけオーナーになる。これなら予算を崩さず、株価に一喜一憂することなく「ドル・コスト平均法」を個別株でも貫ける。学生でも新社会人でも、世界を変える企業のオーナーになれる。この「投資の民主化」は、今の時代の大きな魅力だ。
勢いのある波に乗る!新・「三種の神器」戦略への転換
これまでは「安くなった時に買う」逆張りスタイルが多かったが、今回は「勢いのある波に乗る」順張り戦略に大きく舵を切ることにした。
その理由は、今回選んだ3社が持つ「唯一無二」の役割にある。ただの流行りではなく、未来のインフラを物理的にも、知能的にも支える企業たちだ。
1. 信越化学工業:AI時代の「地盤」
どれだけ優れたチップがあっても、その土台となる「シリコンウエハ」がなければ何も始まらない。世界シェア首位を走り続けるこの企業は、まさに半導体産業の圧倒的な土台だ。日本株の誇りとして、この盤石な地盤の上に自分の資産を築いていきたい。
2. パランティア:AI時代の「思考」
かつてCIAが認めた世界最強のデータ分析ソフト。NVIDIAなどが作る「脳」を使って、「次に何をすべきか」を判断するための知能だ。データ活用が勝敗を分けるこれからの時代、この「思考」の力は外せない。
3. 東京エレクトロン:AI時代の「体」
どれだけ優れた設計があっても、それを形にする「機械」がなければ世界は止まる。製造装置で世界を握る、もう一つの日本代表のプライド。信越の「地盤」と、パランティアの「思考」を具現化する強靭な「体」として、期待を込めてポートフォリオに組み込んだ。
選定の裏付け:6つの指標
この3銘柄は、単なる直感ではなく、以下の6つの観点から厳格にチェックして決定した。
- 収益性と効率性: ①ROE(稼ぐ効率)、⑥営業利益率
- 成長性と安定性: ④売上高成長率、⑤FCF(現金の残高)
- 市場の評価: ②PER(割安性)、③PBR(資産価値)
「地盤(信越化学)」「思考(パランティア)」「体(東京エレクトロン)」。 この3つが揃うことで、僕の投資は単なるマネーゲームではなく、「未来のインフラを買い支える活動」へと進化した。これからこの3社がどう食らいつき、成長していくのか、しっかり追っていこうと思う。
投資は「宝くじ」ではない、最高の「自己投資」だ
私は、宝くじを買って「当たりますように」と祈るだけの毎日は送りたくない。なぜなら、そこには次に応用できる工夫も、自分の成長もないからだ。
でも、投資は違う。 「なぜこの会社が強いのか?」「今の社会に何が足りないのか?」 自分の頭で納得して資金を投じる。たとえ失敗しても、その理由を理解すれば、それは次への確かな糧になる。
この「再現性」こそが、ギャンブルではない「投資」の本質だと思う。
「投資家」という名刺を持って、島へ行く
40歳で資産5000万円を達成してFIREし、島暮らしをする。その時、私はただ「貯金を切り崩して生きる人」にはなりたくない。
バリスタFIREのように、カフェで心地よく働きながら、鋭い目線でマーケットと向き合い続ける。社会人としての経験の上に、自らの判断で資産を動かす「投資家」としての顔も持っていたい。今回の挑戦は、その理想の未来へ向かうための「アップデート」だ。
まずは1年間、この3銘柄を全力で応援しながら、その結果をまたここで報告したいと思う。


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